「話せる英語」を、
「書ける英語」へ。
おうち英語で自然な英語感覚が育っていても、
書く力は別に育てていく必要があります。
フォニックス、スペリング、文法、文章のルール。
感覚で使える英語を、確かな書く力につなげていきましょう。
始め方・書くための土台
いきなり書かせるのではなく、 読む力・フォニックス・英語の語順を土台にします。
Q ライティングはいつから始めたらいいですか? +
ライティングは、リーディングがある程度軌道に乗り、サイトワードや基本的な単語に触れてから始めると進めやすいです。
文字や綴りにまだ強くない場合は、先にフォニックスをしっかり学んでおく方がよいと思います。
いきなり書かせようとすると、スペルで止まってしまい、書くこと自体が負担になることがあります。
読みの土台とフォニックスを並行して整えながら、少しずつ書く活動に入るのがおすすめです。
Q 文法はいつから学ばせた方がいいですか? +
文法は「何歳から」というより、順番が大切だと思っています。
まずは品詞をしっかり学び、その上に文のルールを積み上げていく方が理解しやすいです。
日本人は文法というと動詞の時制などを思い浮かべがちですが、punctuationや文の書き方の基本ルールもとても大切です。
耳から英語が入ってきた子ほど、こうした書き言葉の土台が抜けていることがあるので、丁寧に確認していきましょう。
Q おうち英語で育ってきた子にも、文法学習は必要ですか? +
必要です。
おうち英語で育ってきた子は、基本的な英語の感覚が身についている一方で、間違ったまま自信を持って使っている表現もあります。
一度クセになった間違いを直すには、かなり時間がかかることもあります。
ひと通り文法を確認するだけでも時間はかかるので、しっかり期間を取って取り組むことをおすすめします。
Q 英語は話せるのに、書くとなると全然書けません。 +
話せるけれど書けない、というのは珍しいことではありません。
多くの場合、書けない理由の一つに「綴りが正しく書けない」ことがあります。
この場合、フォニックスを学習することが近道になることがあります。
話す力と書く力は別の力なので、書くための土台を別に作っていく必要があります。
文法・よくあるライティングミス
実際に書いてみることで、 感覚だけでは見えなかった課題が見えてきます。
Q スペルミスが多いです。どこまで直した方がいいですか? +
スペルミスは、フォニックスで整理できるものと、力技で覚える必要があるものに分けて考えるとよいです。
音と文字のルールで書ける単語は、フォニックスを使って丁寧に確認します。
一方で、サイトワードや例外的な単語は、何度も見たり書いたりして覚える必要があります。
全部を同じように覚えさせるより、ルールで書けるものと暗記が必要なものを分ける方が効率的です。
Q 大文字・小文字、ピリオドなどのミスがなかなか直りません。 +
これは、実際に書く機会を持たないとなかなか直りません。
耳から英語が入ってきた子は、話すことはできても、文を書く時のルールが抜けていることがあります。
人に指摘してもらいながら、「なぜここにピリオドが必要なのか」「なぜ大文字なのか」を確認することが大切です。
グラマーを学びながら、書くルールとして少しずつ定着させていきましょう。
Q a / the / 複数形のs など、細かいミスが多いです。 +
a / the / 複数形のs は、日本人だけでなく英語学習者にとって難しい部分です。
こうしたミスは、実際に書いてみないと見えてこないことが多いです。
ライティングを始めたら、ミスをしながら学び、直しながら身につけていく形でよいと思います。
最初から完璧を求めすぎず、書く中で少しずつ意識できるようにしていきましょう。
Q 時制のミスが多いです。どう直していけばいいですか? +
おうち英語の子は、現在形・現在進行形・未来形で文を書きがちな印象があります。
特に過去形は苦手な子が多く、時間の概念を文に反映させることに慣れていない場合があります。
年齢が上がり、時間感覚が育ってくると書けるようになる子もいます。
ただし、過去形は不規則変化や-edの綴りなども絡むので、時間をかけて取り組む必要があります。
Q 三単現のsをよく忘れます。 +
三単現のsは、基本はわかっていても、書く時に忘れやすいポイントです。
特に主語と動詞が離れると、そこまで意識が向かなくなることがあります。
ただ「忘れないで」と言うだけではなく、なぜsがつくのかを文法の中で確認することが大切です。
注意すべきポイントとして、書くたびに少しずつ意識できるようにしていきましょう。
Q 日本語の語順で英語を書いてしまいます。 +
日本語の語順で英語を書いてしまう場合、英語のインプットがまだ足りていない可能性があります。
この段階で無理にライティングを進めると、文を作ること自体がかなり苦しくなります。
まずは英語の語順にたくさん触れることが大切です。
読み聞かせ、多読、音声インプットなどで、英語の文の流れをもう少し入れてから書く練習に進むとよいでしょう。
Q 文が短く、いつも同じような表現ばかりになります。 +
最初は同じパターンで書くことも大切なので、それ自体が悪いわけではありません。
ただ、毎回日記のような同じトピックばかりだと、表現が広がりにくいことがあります。
書くテーマを変えたり、書き始めの文を与えたりすると、違う表現を使うきっかけになります。
クリエイティブライティングのように、少し想像を使う課題も取り入れてみるとよいでしょう。
Q 長い文を書こうとすると、文法が崩れます。 +
これはおうち英語の子によく見られることがあります。
話すように勢いで書いていくため、主語と動詞が崩れたり、文の構造が見えにくくなったりします。
なぜ文が崩れているのかは、感覚だけでは直しにくいです。
文法を使って、文の構造を見える形で説明していくことが必要だと思います。
添削・練習方法
書かせるだけで終わらず、 「直された理由」を次のライティングへつなげます。
Q ライティングで親がどこまで直していいですか? +
保護者の方が無理なく直せるなら、直してあげてもよいと思います。
ただ、ライティングを始める年齢は反抗期に差しかかることもあり、親子で揉めやすい時期でもあります。
また、お子さんが「自分の方が英語ができる」と思っている場合、親の指摘を受け入れにくいこともあります。
親子でぶつかるようなら、先生に任せる方がスムーズな場合もあります。
Q 添削されたところを、どう復習すればいいですか? +
添削をただ見るだけでは、「ふーん」で終わってしまうことがあります。
オンラインレッスンで先生に解説してもらったり、直された文を書き写したりすると復習しやすいです。
よく間違えるポイントをノートに残しておくのもおすすめです。
ミスを情報としてためていくと、その子の課題や対策が見えやすくなります。
Q ライティングが嫌いで、書くことを嫌がります。 +
ライティングは、話すよりもアウトプットのスピードが落ちるため、それ自体を嫌がる子もいます。
スペルが苦手で、書きたいことがあっても手が止まり、イライラしてしまう場合もあります。
また、手を動かすことや視覚的な処理など、発達面の負担が関係していることもあります。
単に「面倒くさがっている」と決めつけず、どこに負担を感じているのかを観察してみてください。
Q タイピングと手書き、どちらで練習した方がいいですか? +
最初は、ある程度手書きの練習もした方がよいと思います。
学校でもタブレットやマークシートが増えてきていますが、今の子どもたちがすべてタイピングだけで済むとは限りません。
手で書くことで、綴りや文の形を意識しやすくなる面もあります。
ただし、手書きの負担が大きい子は、タイピングも併用しながら無理のない形を探すとよいでしょう。
英検・文法との付き合い方
Q 英検ライティングと普段のライティングは違いますか? +
かなり違います。
英検ライティングには求められる型があり、英語のエッセイにも基本的な書き方のパターンがあります。
一方で、普段のライティングでは、自分の気持ちや考えを自由に書く経験も大切です。
英検対策と日常的なライティングは、分けて考えるとよいと思います。
Q 英検のために、早めにライティング練習を始めた方がいいですか? +
英検を受けること自体はよいと思いますが、英検のためだけにすべてを前倒しする考え方はあまりおすすめしていません。
特に4歳・5歳くらいから、英検のために無理にライティングをさせる必要はないと思います。
書く力には、読みの土台やフォニックス、年齢に応じた思考力も関係します。
英検ありきではなく、お子さんの発達や英語の土台を見ながら始めるとよいでしょう。
Q 文法を学ぶと、英語を話す時に考えすぎてしまいませんか? +
考えすぎてしまう子もいると思います。
そのため、文法だけに偏りすぎない付き合い方が大切です。
文法、文法、文法となってしまうと、学校英語と変わらなくなり、おうち英語の良さを弱めてしまうこともあります。
感覚で使う英語と、必要なところを整理する文法のバランスを大切にしましょう。
Englishbuds・家庭での取り組み
Q Jolly Grammarはどんな子に向いていますか? +
Jolly Grammarは、Jolly Phonicsの後に進む文法クラスとして作られています。
品詞をアクションや色分けで学ぶので、体や視覚を使って理解しやすいのが特徴です。
Parsingで品詞ごとに色分けしていくことで、文の中でそれぞれの役割をつかみやすくなります。
感覚だけでなく、文の仕組みを見える形で学びたい子におすすめです。
Q English Structure Labはどんな子に向いていますか? +
English Structure Labは、日本語で文法を確認したいおうち英語の子向けに作っています。
市販の日本語文法教材では少し違う、おうち英語の子特有の抜けやすいポイントを効率よく確認できる内容です。
「なんとなく英語は使えるけれど、文の仕組みを整理したい」という子に向いています。
おうち英語の感覚を壊さずに、必要な文法を確認したい場合に活用してください。
Q ライティング力を伸ばすために、家庭では何を意識すればいいですか? +
ライティングは、放っておけば自然に伸びるものではありません。
子どもにとっては面倒に感じやすい活動なので、書く機会を意図的に作ることが大切です。
ただし、あれも違う、これも違うと指摘しすぎると、書くことが嫌になってしまいます。
軽く修正しながら回数を増やし、同時に文法も学んで「なぜ違うのか」がわかるようにしていきましょう。
Q Englishbudsのライティング・文法系レッスンはどう活用すればいいですか? +
普段のレッスンでも、先生にライティング添削をお願いすることができます。
また、
プレミアムレッスン
では、文法やライティングを体系的に学ぶクラスもご用意しています。
ご家庭の状況やお子さんの段階に合わせて、単発の添削から継続的な学習まで柔軟に取り入れていただけます。
必要に応じて、無理のない形で活用してください。
