音と文字をつなげて、
「読める・書ける」へ。
フォニックスは、
文字の音を覚えるだけの学習ではありません。
音を分ける、つなげる、文字に置き換える。
その積み重ねが、
自分で読む力・書く力につながっていきます。
フォニックスの始め方・基礎
Q フォニックスはいつから始めたらいいですか? +
一般的な目安としては、5〜6歳ごろが始めやすいと思います。
早すぎると「読む技術」だけになってしまい、語彙や英語の音の土台が足りず、途中で進みにくくなることがあります。
6歳ごろから始めると、Jolly Grammarやライティングにもつなげやすいです。
ネイティブの子どもたちも5〜6歳ごろから本格的に始めることが多いので、そのあたりを目安にするとよいでしょう。
Q フォニックスを始める前に、英語の音にたくさん触れておいた方がいいですか? +
もちろんです。
フォニックスに入る前に、英語の音やリズムにたくさん触れておくことはとても大切です。
音だけでなく、絵本などを通して文字にも自然に触れておくと、フォニックスに入りやすくなります。
ぼんやりでもよいので、よく見る単語や文字の形に親しんでいると、その後の学習がスムーズです。
Q Jolly Phonicsと普通のフォニックスは何が違いますか? +
Jolly Phonicsは、音を分解したり、くっつけたりしながら読むSynthetic Phonicsの考え方に基づいています。
昔ながらのAnalytic Phonicsは、すでに知っている単語をもとに「この単語の中ではこの文字はこう読むね」と分析していく方法です。
語彙が十分にあるネイティブの子には合う場合もありますが、ノンネイティブの子や読み書きに苦手さがある子には、Synthetic Phonicsの方が入りやすいことがあります。
最近は、Jolly PhonicsのようなSynthetic Phonicsが広く使われるようになっています。
Q フォニックスだけで英語は読めるようになりますか? +
フォニックスだけで英語がすべて読めるようになるわけではありません。
英語にはTricky Wordsもありますし、母音が長母音化するルールや例外的な読み方もたくさんあります。
ただ、フォニックスを学ぶことで、初見の単語でもある程度読みの見当をつけられるようになります。
書くときにもスペルを絞り込む助けになるので、学ぶ価値は十分にあります。
Q フォニックスを一通り終えたら、次は何をすればいいですか? +
フォニックスを一通り終えたら、そこで止まってしまうのは少しもったいないです。
英語の読み書きには、文法のルールが関わってくる部分もあります。
Jolly Grammarなどに進むことで、フォニックスで身につけた音と文字の知識を、書く力や文を作る力につなげやすくなります。
読みだけで終わらせず、少しずつ文法やライティングにも広げていくとよいでしょう。
読み・ブレンディング
音はわかるのに読めない時は、 「音をつなげる力」を確認します。
Q フォニックスをやっているのに、なかなか読めるようになりません。どうしたらいいですか? +
まず、そのフォニックス学習が「音を操作する練習」まで含んでいるかを見てみるとよいです。
教材によっては、単語の中の音を分析するだけで、ブレンディングやセグメンティングの練習が少ないものもあります。
その場合、ルールを知っていても、読む力や書く力につながりにくいことがあります。
文字と音を結びつけ、実際にくっつけて読む練習を丁寧に積むことが大切です。
Q 文字は読めるのに、単語になると読めません。 +
文字ごとの音はわかっていても、それをくっつけて単語として読む力は別の練習が必要です。
この場合、ブレンディングの練習が足りていない可能性があります。
また、文字と音を一致させる経験が少ないと、単語になったときにうまく処理できないこともあります。
一音ずつ確認しながら、少しずつ音をつなげる練習をしていきましょう。
Q ブレンディングが苦手です。どう練習したらいいですか? +
ブレンディングが苦手な場合は、音ボタンを使って、指で音をくっつけていくような視覚的な練習が役立ちます。
いきなり長い単語を読ませるのではなく、母音に子音をくっつけるなど、小さな塊から始めるとよいです。
少しずつ塊を大きくしていくことで、音をつなげる感覚が育っていきます。
焦らず、短い単語から丁寧に練習していきましょう。
Q サイトワードやTricky Wordsはどう覚えればいいですか? +
サイトワードやTricky Wordsは、残念ながら一度でスッと覚えられるものばかりではありません。
漢字と同じように、何度も読んだり、書いたりしながら少しずつ定着させる必要があります。
フォニックスのルールだけでは読めない部分もあるので、コツコツ触れることが大切です。
短い時間でよいので、繰り返し目にする機会を作っていきましょう。
Q 知っている単語は読めるけれど、初見の単語が読めません。 +
知っている単語が読めるのは、その単語がサイトワード化しているということなので悪いことではありません。
ただ、初見の単語が読めない場合は、フォニックスの力やブレンディングの練習がまだ足りていない可能性があります。
もちろん、フォニックスを使っても読めない単語はあります。
音声がある素材であれば、無理に自力で読ませるだけでなく、音を聞いてまねることも大切です。
Q 長い単語になると読めなくなります。どうしたらいいですか? +
長い単語は、一文字ずつ読むのではなく、音の塊を作っていく意識が必要です。
音節やよく出るパターンを意識しながら、少しずつ大きな塊にして読む練習をするとよいです。
長い単語には曖昧母音が入ることも多く、短い単語より難しくなります。
無理に一気に読ませず、分けて読む・塊で見る練習をしていきましょう。
Q 読めるようになってきても、音読は続けた方がいいですか? +
読めるようになってきても、短い本や簡単な本で音読を続けることには意味があります。
読み間違いが少なくなっているか、音が崩れていないかを確認する機会になるからです。
ただし、長い本をすべて音読させる必要はありません。
ある程度読めていることが確認できたら、黙読も取り入れながら、負担にならない形で続けるとよいでしょう。
スペリング・発展
「読める」と「正しく書ける」は別の力。 ここから音と綴りをさらに整理します。
Q フォニックスをやっても、スペルミスが多いです。 +
フォニックスを「読む」だけで終わらせていると、書く力にはつながりにくいことがあります。
読むときは音をくっつけるブレンディングを使いますが、書くときは音を分解するセグメンティングが必要です。
また、同音異綴りや曖昧母音など、スペルを難しくする要素もあります。
音がわかることと正しく書けることは別なので、書く練習も意識して取り入れましょう。
Q 音はわかっているのに、書くときに正しい綴りが出てきません。 +
音は聞き取れていても、その音をどの綴りで書くかが定着していない場合があります。
特に視覚優位の子は、単語全体の形でなんとなく読めていても、細かい音と綴りの対応が曖昧なことがあります。
その場合、文字の並び順を間違えたり、似たような綴りで書いてしまうことがあります。
一つ一つの音に戻って、音と綴りを丁寧に確認していくことが大切です。
Q 同音異綴りはいつ頃から取り組めばいいですか? +
Jolly Phonicsでいう42音が終わったら、あまり間を空けずに同音異綴りへ進むのがおすすめです。
42音だけをいつまでも復習するより、同音異綴りに入りながら42音も一緒に復習していく方が実用的です。
学習の間が空くと、その間に忘れてしまうこともあります。
ただし、ある程度の語彙が入っていないと同音異綴りでつまずきやすいので、インプットも並行して続けましょう。
Q Magic eや母音チームで混乱しています。どう整理すればいいですか? +
Magic eや母音チームは、ディクテーションなどで確認しながら整理していくことが必要です。
ただ、頭だけでルールを考えて読んだり書いたりしようとすると、なかなかうまくいかないこともあります。
日頃の多読や音読の中で、よく出る単語を自然に見慣れていくことも大切です。
ルール学習と、実際の読書での出会いを両方使って定着させていきましょう。
Q 発音がカタカナっぽいのですが、フォニックスで直りますか? +
フォニックスは、発音を見直すよい機会になります。
特にJolly Phonicsでは、それぞれの音を口の形やアクションと結びつけて確認していきます。
ネイティブの子にとっても、フォニックスが発音を整える機会になることがあります。
一つ一つの音を丁寧に確認することで、カタカナっぽさが少しずつ改善する場合があります。
Q フォニックスをやっていると、英語を日本語読みしてしまうのが気になります。 +
日本語読みになってしまう場合、英語を声に出す機会が少ないか、文字だけで学習している可能性があります。
日本語は母音を強く読むので、その口のまま英語を読むとカタカナっぽく聞こえやすくなります。
また、年齢が上がると、英語らしい発音を恥ずかしがってわざと日本語読みする子もいます。
音声を聞いてまねる機会を増やし、英語の音を出すことに慣れていきましょう。
継続・家庭学習
Q 子どもがフォニックスのルールを忘れてしまいます。 +
学習期間が空いたり、定着する前にやめてしまったりすると、フォニックスのルールは忘れやすくなります。
一度しっかり定着すれば忘れにくくなりますが、「習ったから大丈夫」とは限りません。
大切なのは、習ったかどうかではなく、使える状態になっているかどうかです。
家庭でも短時間でよいので、反復する機会を作っていきましょう。
Q フォニックスを嫌がる場合、どうしたらいいですか? +
まず、なぜ嫌がっているのかを見極めることが大切です。
ただの勉強になってしまっているのか、読めない・間違えることで嫌な思いをしているのかによって対応は変わります。
クイズ形式にしたり、アプリを使ったり、軽い遊びの形にすると入りやすい場合もあります。
「できないことを指摘する時間」ではなく、「音で遊ぶ時間」に近づけていくとよいでしょう。
Q フォニックスは毎日練習した方がいいですか? +
読み書きに困難さがある場合は、できれば毎日少しずつ取り組んだ方がよいと思います。
ただ、特に大きな苦手さがない場合は、毎日でなくても週2回程度の取り組みで維持できることもあります。
大切なのは、間を空けすぎず、定着するまで触れ続けることです。
負担になりすぎない形で、短くても継続できるリズムを作りましょう。
Q 読み聞かせや多読とフォニックスは、どちらを優先すればいいですか? +
どちらかを優先するなら、まずは読み聞かせや多読の土台が大切だと思います。
英語の音や語彙が入っていない状態でフォニックスの技術だけを学んでも、使える力になりにくいことがあります。
フォニックスは、英語に十分触れている子が、文字と音の仕組みを整理するための道具でもあります。
読み聞かせ・多読・フォニックスを、できれば並行して進めていくのが理想です。
Q フォニックス・読みの力を伸ばすために、家庭では何を意識すればいいですか? +
子どもが勝手に読み始めることを期待しすぎず、家庭で読み書きの時間を意図的に作ることが大切です。
日本語でも、読み聞かせをしたり、言葉遊びをしたりしながら文字に親しんでいきます。
英語も同じように、読み聞かせ・音遊び・文字を見る機会を自然に作っていくとよいです。
勉強だけにせず、英語の音や文字に触れる時間を生活の中に少しずつ入れていきましょう。
教材・Englishbudsのレッスン
Q フォニックス教材は何を使えばいいですか? +
それぞれのご家庭に合う教材を選んでよいと思いますが、私はSynthetic Phonics系の教材をおすすめしています。
Jolly PhonicsやTwinklなどは、音と文字の関係を体系的に学びやすい素材です。
Englishbudsのレッスンでも、Jolly Phonics関連の教材をお使いいただけます。
また、
プレミアムレッスン
ではJolly Phonicsの42音から同音異綴りまで学べるクラスもありますので、必要に応じて活用してください。
Q EnglishbudsのJolly PhonicsやJolly Grammar系レッスンは、どんな子に向いていますか? +
英語でフォニックスや文法の概念をひと通り学びたい子に向いています。
家庭だけではなかなか習慣化しにくい場合も、カリキュラムに沿って進めることで取り組みやすくなります。
読みだけでなく、書く力や文法へのつながりも意識して学びたいご家庭におすすめです。
Englishbudsでは、
プレミアムレッスン
としてJolly PhonicsやJolly Grammarのレッスンをご用意しています。
